2024/09/10 20:15
ご覧頂き有難う御座います♪
最近ひょんな事から1979年製ストラトキャスターを購入しました。
まあリフィニッシュ、パーツ交換があり純然たるヴィンテージの価値は余りないのでお安く手に入れた次第。
手元に届いて先ずフレットが真っ平であることが目につき山を作ろうと20フレット付近をよくよく観察すると、真っ平は同様ですが
指板に吹かれているクリア塗装とほぼ同じ高さ。流石に交換に踏み切りました。ナット(樹脂製)も軽くこじったら割れてしまい牛骨へ。
搭載ピックアップは純正では無かった為1978製グレイボビンに交換。アームはこれから。
何とか楽器として元に戻しつつ音出し。軽めの煌びやかなクリーンが出る。「あれ?いいじゃんコレ」と思いがけない嬉しさがこみ上げる。
多分この煌びやかさは一体型のトレモロブリッジが大きな影響を与えていると思いますが、60年代の中域マスト主義的トーンと比べると
スッキリ煌びやか的な感じがして少し物足りないと感じるかも。
でも12フレット近辺感じられる巻き弦に加わる軽いドライブ感は気持ち良く70年代を見直しました。
なんだ、オレ食わずキライだったんだな。70年代も悪くない。まあブリッジ側はなかなか使いにくいけど、5WAYスイッチのお陰で他の
4つのポジションはまあまあ。
今迄自分の頭で60年代のトーンが「ヴィンテージ」として支配していたけどこれも受け入れられるトーンだと認識しました。
まだまだ手を入れる部分はあるけど少しづつ元に近い姿に戻しながらも「即戦力ヴィンテージ」を創って行こうと思います。
皆様も75年以降のお安いストラトを是非手に取ってみて下さい。
自分の引き出しが増えることは勿論、新たな発見があるかもです!