2024/10/08 15:37

ご覧頂き有難う御座います♪


以前からモヤモヤしていたこと。
何時、誰に言われたか忘れてしまったのですが商品か製品全般かについて「見た目も性能である」との内容を伝えられました。
その言葉がずっと気になっていました。
私自身現在の状態になるまでは建築業界で数十年身を置き、製造~それを取り巻く調達~管理手法の構築など一貫してモノ造りに身を置いて参りました。
ずっと気になっていたと言う事はこの投げかけられた言葉に賛同できなかったのが真実だと思います。

話は変わり自分自身の理論的検証も兼ねて1本の極スタンダードなストラトキャスターを組み上げました。
ごく普通の見た目ではありますが少しづつ自分のアイディアを盛り込んでいます(検証が終わりましたら販売予定としております)。
時間はかかってしまいましたがやっとこさ完成となる直前、「これ思ったよりいいな!」と自分でも珍しく可愛く感じるありさま。
自分で組んだギター見てニヤニヤして、傍から見たら「キモッ!」って思われるのは解っております。
その時ふと前出の言葉が思い返されました、「見た目も性能」。

そしていきなり私自身の中で答えが沸き上がってきました。
私にとって見た目は「性能」では無く「感情、感動」だと。

長い時間が掛かったような気がしますが私なりの答えが導き出せて良かったと思います。
やっぱりありえないですよね、見た目が良ければ快適な車?見た目が決して良くない牛丼はおいしくないの?
そんな事ありえません。確かに見た目が良い事で他の部分をカバー出来ることはあると思います。しかしそれは性能を向上させることには繋がらない。そこに違和感を感じていたんだと思います。

今色々なところで「切り抜き」的な発言などで誤解を招いたりする世の中です。
言葉は正しく選んで伝える、言葉を正しく理解する、と言う事が(いつの世もそうですが)物事の真理を理解するうえで欠かせないと思います。

まあでもスッキリしました!皆様も何か引っかかって事あります?
突き詰めてみるのも良いかもです。

最後までお付き合い頂き有難うございました!