2025/01/16 17:49

ご覧頂き有難う御座います♪


むか~し、昔、そう今から30年近く前ギターをオーダーしようと思った事があります。
意中の店の前まで行ったけど常連さん的なお兄さんたちが店員さんとワイワイガヤガヤ楽しんでおって。
諦めました(苦笑。ヘタレの見本です。)。
歳月は流れ現代となり、5年くらい前には「ヴィンテージストラト欲しい病」に毎晩ウナサレル状態でしたが今時点ではかなり抑えられています。この一番の原因はと言うと自身でピックアップを造り音色がコントロール出来るようになってきたからだと思う。
まあまたいつかは再発する病気なのだと思いますが、ストラトにおいてはそのトーンを少しづつ自分のものにしつつあると。

そして最近フリマサイトを見ていると「オーダーギター売却」的な商品をちらほら見かけ、「なぜ売りに出してしまったのか?」を漠然と考えていた自分がいました。「飽きた」のか「ジャンル」が変わったのか「操作性の問題」なのか?
勝手な分析だと外観、木工処理などは予算が伴えばかなり自分好みに追い込めるハズ。好きなジャンルやバンドの方向性などでギャップが出来てしまうのは致し方無いと思う。
でも決定的な問題点を発見してしまった。それは「好きなトーンをオーダー」出来ない事にある。
つまり外観は好みに仕上がっても希望したトーンが得られない。最初は新しいものを手に入れた喜びからバイアスが掛かり正当にトーンを評価で出来ない事が多分にある。そこが時間経過と共にギャップとなってしまう事があると思う。

私自身上記の通りオーダーメイドは断念したのだが皆様は如何だろう?オーダーした人は満足しているのだろうか?
それとも「トーンは自分好みに仕上がるもの」と割り切って付き合うのだろうか?
例えば「ヴィンテージストラトキャスターの○○年製の音が欲しい」と言ってオーダーしたらその通りに仕上がるのだろうか?
多分難しいですよね、だって殆どのギターメーカーが自分のところでピックアップ製作していませんもん。出来上がったギターを元にお客様のご要望にお応えする最後のプロセスが(一般人のオーダーだと)対応出来ないんですもの。

いつかそこを埋める真のオーダーメイドが出来ると良いですね。
なんて思った次第でした。

アディオス!